2016年02月15日

作画とタイムシート

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作画の規格が決まったのでレイアウト作業に入ります。

わんにゃーではこれまでにプレプロダクション作業(作画等のプロダクション作業のための事前の作業のこと。シナリオや設定、絵コンテなどの作業を指します)として、原作のマンガや絵本のために、キャラクターデザインや各種設定を制作していました。
これら利用して絵コンテに描かれた内容をレイアウトとして表現してゆきます。

レイアウトが出来ると次は作画と背景の制作です。


背景制作については次回にご紹介するとして、今回は作画のご紹介をします。

わんにゃーの作画はアナログの作画用紙に鉛筆で描きます。
最終的な画面を水彩画風にしますので、鉛筆の描き味(風合い)を生かすために線画をスキャナーで取り込む際にはグレースケールにします。
線画の補正も出来るだけしないで、汚れだけが消えるようにPhotoshopで補正します。
一般的なTVアニメのような線画の2値化はしません。

素上がりのレイアウトに対しては演出修正を行います。
作画はその修正に合わせて作業をします。
また、作画が完成した段階で演出チェックを行います。

わんにゃーでは動画と原画の作業分担は行わず、原画の線のままのものを動画として使用します。
つまり、すべての作画は原画クオリティということです。

作画と同時にタイミングも決めます。
タイミングは専用のタイムシートに記入します。
わんにゃーでは一般的なTVアニメと同じ、1秒24コマのタイムシートを使用します。

【現在の進捗状況】
優先カットCut002の撮影が完了。
Cut001のレイアウト作業IN。
音楽はフリーDTMソフトを使用して製作中。
posted by わんにゃーProject at 15:26| 製作日誌